特定健康診査
国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者、生活保護世帯の人には市が実施します。
特定保健指導
メタボリックシンドロームの危険があると判定された人に、生活習慣を改善していただくためのプログラムです。食事や運動等に関して保健師や管理栄養士などがアドバイスを行い、体力や状態に応じて無理なく進められるように支援していきます。
対象者と判定方法
東根市国民健康保険被保険者で、特定健康診査の結果、生活習慣の改善が必要と判定された人が対象です。腹囲や生活習慣病の危険因子の数、喫煙歴、年齢で判定します。
生活習慣病の治療を受けている方(血圧を下げる薬、コレステロールまたは中性脂肪を下げる薬、血糖を下げる薬のいずれかを飲んでいる方や、インスリン注射をしている方)保健指導の対象にはなりません。かかりつけ医にご相談ください。
特定保健指導の基準表
腹囲 |
危険因子 血糖、脂質、血圧 |
喫煙歴 | 40~64歳 |
65~74歳 |
男性は腹囲85センチメートル以上 女性は腹囲90センチメートル以上 |
2つ以上該当 | ー | 積極的支援 | 動機付け支援 |
男性は腹囲85センチメートル以上 女性は腹囲90センチメートル以上 |
1つ該当 | あり | 積極的支援 | 動機付け支援 |
男性は腹囲85センチメートル以上 女性は腹囲90センチメートル以上 |
1つ該当 | なし | 動機付け支援 | 動機付け支援 |
上記以外でBMIが25以上 | 3つ該当 | ー | 積極的支援 | 動機付け支援 |
上記以外でBMIが25以上 | 2つ該当 | あり | 積極的支援 | 動機付け支援 |
上記以外でBMIが25以上 | 2つ該当 | なし | 動機付け支援 | 動機付け支援 |
上記以外でBMIが25以上 | 1つ該当 | ー | 動機付け支援 | 動機付け支援 |
(注)喫煙歴の-(ハイフン)欄は、支援内容の判定が喫煙歴の有無に関係ないことを意味します。
危険因子(血糖、脂質、血圧)とは
1 血糖 |
空腹時血糖値が100ミリグラム毎デシリットル以上 またはHbA1c(NGSP値)が5.6パーセント以上 |
2 脂質 |
空腹時中性脂肪が150ミリグラム毎デシリットル以上 またはHDLコレステロールが40ミリグラム毎デシリットル未満 |
3 血圧 |
収縮期血圧が130ミリメートルエイチジー以上 または拡張期血圧が85ミリメートルエイチジー以上 |
支援内容
動機付け支援
生活習慣病になるリスクが現れ始めた段階です。保健指導では、生活習慣の改善に向けて目標を設定し、行動できるように支援します。
初回面接→3か月後評価(電話など)
積極的支援
内臓脂肪が蓄積されており、血圧・脂質・血糖の値に異常がみられることから、生活習慣病を発症もしくは悪化する可能性が高い方に対し、一定期間サポートを行い、積極的に支援します。
初回面接→継続的な支援(電話、手紙など)→3か月後評価(電話など)
その他
・市では、特定保健指導を一部、市内医療機関に業務委託し実施しております。対象者の方には個別通知を送付させていただきます。通知に関してご不明な点等ありましたら、以下の問い合わせ先までご連絡ください。
・前期高齢者(65歳以上75歳未満)については、積極的支援対象となった場合でも動機付け支援とします。